この記事がおすすめな人
- 富士フイルムを志望している人
- 企業理解を深めたい人

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富士フイルムってなんの会社?



フイルムの会社って印象が強いよね
写真フイルムが有名な会社?
それだけじゃないんです!一昔前までは主力事業がフイルムでした。
しかし、今は全く異なるポートフォリオを持った会社となりました。


ヘルスケアが全体の48パーセントを占めるなどフイルムの会社だけには収まらないほど事業が多角化しています!


特に中期の経営戦略では大きく分けて4つの分野(環境、健康、生活、働き方)に注力していくとされています
なぜここまでポートフォリオが変わったのか
変わったというより変わるしかなかったというのが正しいです。
2000年以降、主力事業のフイルム市場の需要減により富士フイルムは本業喪失の危機に陥ります。
コア事業であった写真フィルムの需要が激減した過渡期において、富士フイルムは事業の多角化に挑みます。
化粧品から再生医療まで、
「予防・診断・治療」そして未来の医療まで一気通貫して人間の健康を支える「ヘルスケア」、
人々の生活の便利・安心・安全を支える素材分野「高機能材料」、
人々の安全を見守る、セキュリティ用レンズなどの「光学デバイス」、
世界の印刷を支え、印刷の新たな可能性を拓く「グラフィックシステム」
そしてこれまで守ってきた写真文化の新たな価値を提案し続ける「デジタルイメージング」
以上を重点事業分野と定め、積極的な設備投資、M&A、研究開発投資を推し進めています。



新日鐡の鉄がなくなったようなところから立ち直したんです!
このように事業を多角化できた背景には高い技術力とコアとなる技術力がありました。
ここら辺の背景はYoutubeでも軽く説明されているので隙間時間にでも見ると理解が深まります!
実際に技術がどのように活用されているかなどを学びたいときは富士フイルムのオープンイノベーションハブというサイトを
見ることをオススメします!
会社内で大切にされてる考えや社員の雰囲気とは
- 変化をチャンスと捉える姿勢
- STPDサイクル
STPDサイクルとは?


簡潔にいうと現状認識から始まるマネジメントの方法で、
「See」「Think」「Plan」「Do」の略です。
「see、think」といった現状分析に特化しているため、データに基づいて施策を考えることで、実現可能性の高い解決策を導き出すことができます。
一般的にやることがわかっている時はPDCA、わかってない時はSTPDサイクルを用います。
情報収集と課題発掘によって新たな施策を考案することができるので、STPDサイクルは何か新しい取り組みを始めたいときに有用です。
富士フイルムも事業の多角化に踏み出す上でもSTPDによって分析を行っていました。
2つの考え方は社員の共通認識
若手社員から部長、人事社員など様々な社員とお話しさせていただきましたが、みなさん上記二つの考え方をとても大切にしていました。実際に入社3年目の頃にはこれらの考え方を培った上で、富士フイルムで何をしていきたいのかといった独り立ちするための試験が行われるそうです!徹底していますね。
社員に共通していた特徴とは
- 穏やか
- なぜを大事にする
- 頭の回転が早い
バリバリの体育会系というよりかは読書が好きそうな優等生タイプが多い印象です(性格面)
※内定者のほとんどが体育会系所属者
インターン中に一枚のスライドで7分間のプレゼンを行えという課題がありました。その時社員からもらったフィードバックの深さや質の高さから思考力の高さを感じました。
特にプレゼンテーションの時間がなぜ7分なのかなど普通では気にならないポイントまでなぜを問われた事からも社内で「なぜ」が大切にされていることがわかりました。
社員インタビュー
社員 F さん入社20年目
- 新卒社員に求める素養とは
-
・「変化をチャンス」と捉えて、自分のキャリアを切り開いて行ける人
・自分が主体者として仕事に取り組み、周囲を巻き込める力
→富士フイルムには+storyという働き方が浸透しており、100人いれば100通りの働き方があるとしている。
- 活躍している社員の共通点とは
-
1.学ぶことに貪欲な姿勢を持っている人
→どんな人からもどんな場面からも、どんな体験からも何か盗み取ってやろうという姿勢。
2.当事者意識を持っている人
→他人や環境のせいにしない
3.本気でエネルギーを出し切る経験を積んでいる人
経験の大小で人と比較せずに自分の中でエネルギーを出し切る経験をする。
そしてうまくいくことも、失敗することも、かっこ悪いことも思いがけない力があることを実感し良いところも悪いところも含めて自分を認めていく。
→仕事を通して自分の音葉や想いを待てる人材につながる
若手社員3年目
- 働く上で大切にしていることは?
-
学びと実践を繰り返し真の実力を養う
→失敗や成功の実践の経験を自分のものにするには、バイアスのかかった自分の知恵だけでなく、その経験がどのような意味を持ち、自分の成功・失敗が他者の経験と共通点を持っているかなど学びから得た原理原則に照らして相対化して理解できると自分の経験から学ぶ以上のことを学ぶことが可能になる。
- 尊敬できる人はどんな人ですか?
-
オンとオフどちらも全力な人
仕事を頑張るのは社会人として当たり前のことですが、遊びにも全力になれる人は素直に尊敬します。仕事が常に目的ではなく、場面に応じて大切なものは何か見極めてオンとオフを切り替えることができる人は効率的ですし実際に会社内で活躍している人の共通点としてもこの特徴が当てはまると思います。
インターン体験記
冬開催(実施日3日間、インターン参加期間1ヶ月)
富士フイルムのインターンは1ヶ月に渡って行われます
1ヶ月間毎日参加する訳ではなく、実際に参加する日程は3日だけでそのほかの曜日は課題が課せられます。
各回によって課せられる課題は違うようですが冬のインターンではなぜ日記が課せられました!
なぜ日記とは
日常の出来事に5回以上なぜを問いかける
なぜ日記(例)
通勤中はイヤホンで音楽を聴いていましたが、帰宅すると音楽を聞かずに家事をしていました。
なぜ帰宅後イヤホンを取ったのか?を考えると
「家の中で、イヤホンで音楽を聴いていると心細くなってしまうから」でした。
なぜ心細くなるのか?を考えると…
このように日常になぜを問いかけます。これを1ヶ月間続けました!インターン中は班に分けられていましたがほかの班員が投稿したものにも必ず1つ以上感想となぜを問いかけることがルールとなっていました。



続けているうちに今まで見逃していた日常の些細な出来事にも関心を持つようになりました。結構楽しかった印象があります!
就活生はインターンに参加しよう
インターンに参加するメリット
- 早期選考に呼ばれる(夏限定)
- 富士フイルムが大切にしている価値観に触れることができる
- 無料で美味しいご飯が食べられる(笑)



夏と冬にインターンを開催しているので予定が合う人は
積極的に挑戦しよう!
早期に就活を進めたい人はスカウト型の就活がおすすめ
10,756 社から内定直結のスカウトが届く掲載企業数が圧倒的なスカウトサービス(登録企業の10%以上が上場企業)
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企業の自分に対する本気度で変わる独自のスカウトが特徴的です。効率的に就活を進めたい人やとりあえず内定が欲しい人におすすめのサービス
学生と企業の価値観の一致に重きを置いたスカウトサービスです。入社後のミスマッチをなくしたい人におすすめです
最後まで読んでくれた人へ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
書類選考を突破できたESの一部を公開します。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。



一番特徴的だった設問を紹介します!
洗練された価値提供によって、変化を生み出す事それが仕事だと考えている。私は変化をチャンスと捉えて前向きに取り組むことを大切にしている。コロナ禍においてもwebメディアを立ち上げるなど、生活環境が変わったことをチャンスに行動を起こした。WEBの知識が全くなく手探りで始めた活動であったが、当たり前を疑い大学生活になぜを問い続ける中で、最善の情報発信を目指し尽力した。結果、アクセス数、ユーザーの感謝のメールから成果を実感し、人の抱える悩みや課題を解消する事で前向きな気持ちに変えるといった変化を生み出す役割にやりがいを感じた。この経験から将来も、変化を生み出せる仕事を行いたいと考えている。その為に以下2つのことを大切にしたいと考えている。1つ目は学ぶことに貪欲な姿勢を持つこと。2つ目は変化をチャンスと捉え行動する勇気を持つことである。この意識をもって社会、経済、環境、時代の変化を予測し、日々努力したい。
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